徒歩・徒然

2008年12月上期


2008年12月1日(月)

師走です。

その一日目に驚いたのは、近所のセルフのガソリンスタンドで「レギュラー 1リットル=119円」になっていたこと。

あの狂乱価格は一体なんだったんでしょうね?


2008年12月4日(木)

映画 “Born Into Brothels” (2004年・米)

インドはコルカタの“売春窟”で生きる子供達と、女性カメラマンである Zana Briski さんとの交流を追ったドキュメンタリー。とても、という言葉くらいでは 到底 言い表せない境遇の子供達です。写真を撮ることを教え、そして、何とか その境遇から救い出そうと奮闘する姿も見られます。

しかし、主役は、何と言っても子供達だと思います。

子供達は、みんな、ものすごく綺麗な眼と透き通った顔をしています。ところが、周りの大人たちは、とにかく油断のならない眼と、人を睨み付けるような鋭い顔をしているんです。僕には そう見えた。それが何とも痛々しくて、放っておいたら あの子達も そのうちに あんな顔した大人たちになっていくんだろうなと思うと、どうにも やり切れませんでした。

だからと言って、あの Briskiさんのように 自分から行動を起こすわけでもなく、ただ黙って見ているしか出来ない僕が居るわけですが……。

そして、技法とかテクニックとか、そんなものは超越してしまったかのような、あの子達の撮った写真が素晴らしい。ふと眼に留まったものを、そっと優しく掴まえるだけの気持ちで、シャッターを切ってる。僕も、あんまり余計なことを考えずに写真を撮れるようになりたいと、思いました。

 邦題:「未来を写した子どもたち」
 監督:Ross KauffmanZana Briski
 編集:Nancy BakerRoss Kauffman
 撮影:Ross KauffmanZana Briski
 音楽:John McDowell
 子供たち:KochiAvijitShantiManikPujaGourSuchitraTapasi


2008年12月6日(土)

実は、上着を着ないで自転車通勤を今日までやってました。

さすがに、ちょっと耐えられなくなってきましたので、明日からは考えます。


(太子堂四丁目付近)大きな地図で見る

太子堂4丁目の交差点の南北方向の信号が青である時間が、無駄に長いように思います。

交差する世田谷通りの交通量の方が 明らかに多いのに、やたら待たされるので、いつも ここで渋滞になってます。しかも、日中でも夜でも、あまり長さが変わらないような気がします(計ったわけでは ありませんが……)。

警察署の出入り口の交差点だから、とか言い出しやがったら、どうしてやりましょうか。


2008年12月9日(火)

帰ってきたら、クルマの左前のタイヤの空気が抜けているのを見付けました。やっぱパンクしてたか。

でも雨なので、タイヤ交換なんか やりたくありません。明日(以降に)やるから待っててね。


映画 「うん、何?」 (2008年・日)

錦織監督は“島根3部作”を企画しており、この作品は、2002年の「白い船」に続く第2弾となるそうです。前回主役の中村麻美さんが、脇役で顔を見せてます。

題名の“何”のところは“なん”と読ませて、舞台となった雲南(うんなん)地方に引っ掛けています。

地元の高校生の、3年生の春から夏にかけての風景を追い掛けます。特段、大きな出来事は起こりません。たぶん。こう書くと、ちょっと語弊があるかもしれませんけど。

でも、出雲の田舎町の風物詩や風景が、たっぷりと目の前に流れてきます。素朴で懐かしくて、見とれてしまいます。その中を翔けて行く彼らの姿の、また美しいこと。鉄郎と多賀子は、素敵な二人だなと、本気で思いました。

 原案・監督・脚本:錦織良成
 撮影:はやしまこと
 音楽:浜田真理子
 編集:関口勇哉
 出演:橋爪遼、柳沢なな、松澤傑、平田薫、岡太一、加藤侑紀、甲本雅裕、宮崎美子 ほか

あと、朝方やってる某ドラマに比べて言葉に違和感が無いのが良い、かな。


2008年12月11日(木)

真夜中に、街灯一個の灯かりしかない駐車場でタイヤを組み替えるのも悲しいものがあります。

当然、そんな時刻に クルマ関係のお店がやってるわけもなく、パンク修理そのものは おあずけ。


2009年度 年間指定席 新広島市民球場(広島東洋カープ)

書いてあることを読んでると、確かに、今までに無い すごい球場のような気がします。こうやって情報を小出しにして、じらせようという魂胆か。

読んで笑っちゃった箇所。

球場を周回でき内外野の移動が自由な“コンコース”という新しい発想

内野部分の幅12m(本通り商店街並み)、外野でも幅8mのゆとりの広さ

「本通り商店街並み」って……広島の人しか分からないじゃん。まあ、それでいいのか。


2008年12月12日(金)

5年間、同じ通勤経路を使っていて、初めて“飲酒検問”をやってるところに ぶち当たりました。

片側一車線の道路の下り側を完全に塞いでやっていまして、つまり、通るクルマは全部止める方式です。

しかし、自転車の僕はと言えば、
「すいませんね。歩道のほう通ってください」
と言われ、そのまま通り抜けられてしまいました。

……これで いいのかなぁ。自転車だって、酒飲んで乗っちゃダメですよね?


新広島市民球場の話の続き。

年間指定席の案内の中に、こんなことが書いてあるのを見付けました。

フィールドボックス

特にライン際のプレーが目の前で展開し、 ネットがかからないため
臨場感たっぷりのクリアな視界でお楽しみいただけます。

ということは、そこには網は無いということですね。ダグアウトの脇から外野にかけては 網は無いということで いいんですね?

この辺りが とても気になってたのですが、大英断を下して貰えたようです。やったぞ。

S指定

ベンチ上に位置し、選手の動きや表情などがよく分かります。
ネットフェンスがかからない後方のお席は、クリアな視界で迫力のプレーを楽しめます。

“S指定”はダグアウトの上のところみたいですから、やはり、ダグアウトの上には網があるようです。これは、完成予想の模型で見た通りです。

皆さん。ボールの行方には くれぐれも注意して、事故が起こって やっぱり網が設置されちゃった ということが絶対に無いようにしましょう!


2008年12月13日(土)

このくらいの気温の東京でダウンジャケットなんかを着込んで街を歩いてる人は、どっか おかしい、ということで 北海道出身の同僚と意見が一致しました。

本当に、僕が あんなの着て歩いたら、汗だくになって たまらんと思います。暑さを感じるところとか 汗を出すところとかが、最近の夏の猛暑で やられてしまったのではないかと。

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written by tardy@k.email.ne.jp